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骨髄バンクからの適合通知 

2020/02/09


私事になりますが、昨年の11月末に日本骨髄バンクから適合通知が届きました。「骨髄または末梢血幹細胞提供についてのご案内です」と書かれていました。


骨髄移植

骨髄バンクに登録した当時は、骨髄移植しか手段がありませんでした。全身麻酔による骨髄液の採取を行います。腸骨に針を刺し注射器で吸引します。入院は通常3泊4日程度。


末梢血幹細胞移植

採取は人工透析のような感じです。両腕の血管から末梢血幹細胞を採取します。麻酔はしません。3~4時間程度かかり、1度で採りきれない時は、2日に渡ることもあるそうです。造血幹細胞が増加する、G-CSFという薬を注射します。骨痛などが起こります。入院は骨髄液採取より長い1週間程度。


患者さんへの移植は、どちらも点滴で行います。

症状や年齢によって適した移植方法があるようです。


オレンジの封筒が適合通知です。

びっくりしました。


もちろん突然届くものですが、ドナー登録してから20年近くが経とうとしていたからです。このまま適合することなく、定年引退だと思っていました。(54歳までです)


あとでコーディネイターの方に伺ったら、まれなケースだとのこと。中には、問診票が何枚かと「ドナーのためのハンドブック」という冊子が入っていました。


ハンドブック

自分でも誰かの役に立てるかもしれない。そう思うと嬉しかったです。

不謹慎ですけど・・・。

誰かが病気になったということですから、喜んではいけないとは思うのですが・・・。


すぐに必要書類に記入して、返送しました。

後日、コーディネイターの方と最初の面談、血液検査がありました。

自宅近くの病院で行うことができました。病院内の応接室を用意してくださいました。


面談では提供の意思確認と、提供するにあたっての詳しいお話を伺いました。

ドナー候補者は通常5、6人程いるそうです。1人ではないのですね。

その中からベストな1人を選ぶのだそうです。


面談後、提供の意思に変わりがなければ血液検査をします。

血液検査の結果によってはコーディネイトが終了することもあるそうです。

検査項目も多く、エイズやB型、C型肝炎などの感染症も対象です。


血液検査の項目

ドキドキしながら結果を待ちました。


1週間程度で検査結果が送られてきました。幸いにどこにも異常はなく、ホッとしました。


ドナー候補者の選考期間は2~3ヶ月とのこと。

患者さんの都合にもよるので、半年くらいは見ておいてくださいと言われていました。

特に大きなイベントや行事がなかったとはいえ、予定が立てられないのには少し悶々としました。


選定保留のお知らせ

待ちに待った、選定結果が届きました。


「選定保留」とのことでした。


第1候補者の方と同程度に移植に適していると判定された場合、次のドナー候補として待つということになるそうです。


最終同意面談にはドナー・家族・第三者として弁護士が立ち会うそうです。

最終同意後の撤回はできません。その前なら、いつでも辞退することができます。

家族の強い反対や、不慮の事故などで提供ができなくなってしまったケースがあるとのことでした。その場合に、次の候補者として提供する可能性があります。


第1候補の方の採取が決定するまで、気が抜けないなと思いました。新型コロナウイルスやインフルエンザなんかが流行っていますから、体調管理をしっかりしないと!


ドナー登録者が50万人を超えた現在は、ドナーさんが見つかる確率は95%以上となっています。ところがドナー登録者の大半が40代、50代だそうです。

その方達が引退したら、適合する確率がグッと減ってしまいます。

若い人の登録が増えてくれることを切に望みます。


自分は健康で、提供するのに障害となるものがほぼありませんでした。

よくぞ自分のところへ来てくれました!という気持ちでした。


完全に自己満だとは思いますが、貴重な経験をさせてもらえたことに感謝しています。

人間は、世のため人のために役立っていると実感することが、1番幸せだと何かで読みました。誰かを想う優しい気持ちが世界に広まっていったらいいなと思います。


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