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お気に入りの絵本 「ともだちや」 

2019/09/26

ともだちや 内田麟太郎作・降矢なな絵

これもシリーズものです。

小学校2年生の国語の教科書に載っていて、びっくりしました。


主人公のキツネ(「キツネ」というのが名前です)は、友達が欲しい。

友達になってくれる人(動物)を探して「ともだちや」というのを始めます。


初めて友達ができた時のウキウキ感、友達の素晴らしさを教えてくれる作品です。

子供の気持ちをすごくよく理解してるんじゃないかなと思います。


自分よりいい友達ができたんじゃないかと疑ったり、自分の誕生日を忘れているのではないかとヤキモキしたり。かつて子供だった自分もとても共感できるお話でした。


1作目の本作でオオカミと友達になり、キツネとオオカミの友情物語として続いていきます。このオオカミがいいやつなんです!見かけによらず心優しく、照れ屋で繊細で不器用なんだけど憎めない。


全13巻の中で、「ありがとう ともだち」という巻は泣けました。


降矢ななさんの絵がとても素敵です。

キツネは和のテイストの洋服を着ていて、毎回違う格好をしています。オシャレさん。


オオカミはブーツが足の形になっているし、クマは妙に可愛いもの好きだったりと見ているだけでも楽しくなってきます。


かわいすぎないのがいいですね。

だけどかわいい。ツボです。

この絵本は本当にたくさんの人に読んで欲しいと思います。

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